2025 鈴鹿8時間耐久ロードレースに参戦 - Kawasaki Plaza Racing



2025年の鈴鹿8時間耐久ロードレースにおいて、Kawasaki Plaza Racing Teamは28番グリッド(SSTクラス4位)から決勝レースに臨みました。
スタートライダーを岩戸選手が務め、中山選手、彌榮選手へと順調にライダー交代を重ね、安定したペースで周回を重ねていきました。レース中盤、SSTクラスのライバルチームが転倒や車両トラブルにより順位を落とす中、レース開始から4時間を過ぎた岩戸選手の走行中にクラストップに浮上。そのままトップを維持すべくレースを続行していましたが、岩戸選手から中山選手への交代直後、ヘアピンコーナーでリアブレーキに不具合が発生。マシンはスプーンカーブ付近で停止を余儀なくされました。
ピットに戻ったマシンは、メカニック陣による懸命な修復作業を経て中山選手が再びコースへ復帰。しかし車両の回収に時間を要したことで、約40分のタイムロスが発生しました。
その後、彌榮選手と岩戸選手が懸命に走行を重ね、チェッカーを目指して奮闘。最終的には191周を走破し、総合30位(SSTクラス11位)でフィニッシュとなりました。皆さまのご期待にお応えできず、心よりお詫び申し上げます。
とはいえ、今回のレースではライダー陣の著しい成長が感じられる内容となりました。エースの岩戸選手に加え、昨年から格段に進化した走りを見せた彌榮選手、安定感が光る中山選手。三者三様の強みが融合し、一時的ながらもトップを走行する場面も生まれました。
今後はトラブルの原因を徹底的に分析し、この経験を糧に、次戦以降さらに強いチームへと進化してまいります。




